活動報告【県】

平成27年度活動概要

     平成27年度の日本の経済は、設備投資、ベアの実施、雇用環境の改善がみられ、アベノミクス効果から景気回復の期待が膨らんでいたが、中国をはじめとする新興国景気減速、原油価格の急速な下落による先行き不透明感から、個人消費は低迷し、設備投資の伸び悩みが見受けられ全体的には緩やかな回復となった。

    一方、全国一斉に「地方創生のための総合戦略」が策定され、地方創生に向けて着実に一歩を踏みだした年度であった。

    また、昨年10月に第3次安倍改造内閣が発足し、「地方創生」に加えて「一億総活躍社会の実現」のための新しい3本の矢を打ち出した。GDP600兆円、希望出生率1.8、介護離職ゼロの目標を設定し、日本社会の抱える構造的課題である「少子高齢化」に取り組むこととなった。

    鳥取県においては、昭和63年をピークとして年々人口が減少し平成28年4月時点では、570,381人となっている。さらに、2040年(平成51年)においては高齢化率が30%を超え、人口は441千人に減少すると予測されている。

     多くの人材が配置転換等により県外に流出するなど人口減少はあらゆる面でマイナス要因となっており、若者の雇用問題も含め最大の県民的課題が依然として残っており、鳥取県が策定した「鳥取県元気づくり総合戦略」を官民一体となって推進することが重要である。

     このような中、われわれ鳥取県経済同友会は、より良い地域づくりを目指して平成27年度活動方針に添って事業報告書のとおり各種の活動を展開してきた。また、東・中・西部地区ごとに例会・委員会活動を活発に実施し、各種提言・要望活動を行った。

    平成27年度の主な取組事項としては、6月10日開催の定時総会に併せて、島根経済同友会を招いて「山陰海岸ジオパーク」の視察研修を行うとともに、合同懇親会を開催した。また、平成27年12月4日で創立50周年の節目を迎えることから、「50周年記念誌編集委員会」を設置し、50周年記念誌の作成に取り組んだ。さらに、編集委員会の提案により、平成28年1月10日に石破茂地方創生担当大臣と平井伸治鳥取県知事をお招きして、両代表幹事の4名で「地方創生にかかる座談会」を開催し、50周年記念誌に掲載した。

    毎年開催している岡山経済同友会との合同懇談会は、第23回目となり、11月20日鳥取市一円で開催した。事例発表とともに、「鳥取砂丘」、「砂の美術館」、「アリドドーム」を視察研修し、懇親会においては「鳥取の地酒と松葉ガニを食す。」というテーマで松葉ガニを堪能した。また、島根経済同友会との合同懇談会は第42回目となり、平成28年3月30日に松江市で開催された。テーマは「交流人口の拡大と交通インフラ整備」とされ、多くの会員が参加した。

    全国・西日本地区で開催されたセミナー、代表者会議、合同懇談会、代表幹事会、サミット、円卓会議など多種多様な会議にも出席した。

    具体的な活動の詳細については各地区の総会で事業報告がされているが、主な内容については次のとおりである。

     

    1.定時総会、正副代表幹事会・幹事会、監査会

       ・ 平成27年度定時総会の開催について(事業報告、決算並びに事業計画、   予算案の承認、役員改選、定款変更)

       ・定例総会においては、島根経済同友会と一緒に「山陰海岸ジオパーク」の視察

    研修会を実施し、懇親を深めた。

       ・ 正副代表幹事会においては、創立50周年記念式典、祝賀会、経費・財源等に

    ついて協議した。(2回)

       ・平成27年度幹事会   定時総会(案)について

     

    2.50周年記念誌編集委員会の開催、「地方創生にかかる座談会」の開催

      【創立50周年記念誌編集委員会】の開催(3回)

    委員長:吉田幹男  委員:松下栄一郎、松田恭子、河本義永、

    【敬称略】        柳谷由里、長谷川泰二

              事務局長 会見博範

              事務局  福田 淳、美甘英慶、山岡孝子

      【地方創生座談会】

       ・日時 平成28年1月10日

       ・場所 米子コンベンションセンター「応接室」

       ・出席者  地方創生担当大臣 石破  茂 氏

             鳥取県知事    平井 伸治 氏

             代表幹事     米原 正明 氏

                      松村 順史 氏

             副代表幹事    吉田 幹男 氏(司会進行)

       ・テーマ  鳥取県民総参加で進めよう「鳥取県元気づくり総合戦略」

       ・50周年記念誌掲載、録画撮り、放映、DVD作成

     

    3.例会・委員会・幹事会等(定時総会は各地区とも開催した。)

      <東部地区>

      ・会員例会 10回、総務委員会 12回、各委員会 17回

      ・各種会議・関係会議多数出席

       *例会のテーマ

        八頭町視察・八頭町長との意見交換、「地方創生と鳥取県の人づくり」、「人口

    減少とまちづくり」、「北東アジアゲートウェイ」~境港の取組~、「県立美術

    館に係る提言」に関する協議、「大学生との懇談会」~わがまち鳥取を考える。

    「操業開始1周年を迎えて~JCBエクセ」、「とっとり元気づくり展開の年へ」

       「ランチェスター戦略による地方創生」、「地域振興、観光振興に果たす文化施設

    の役割~グラントワの事例から~」

     

    *各委員会の活動

      ・活動方針に基づきキーワードに沿って研究議論、担当例会の打合せ

     *提言書提出

       ・「地酒で乾杯条例制定への提言」

       ・「鳥取県立美術館への提言」

     

     <中部地区>

      ・例会  11回(原則毎月第3金曜日)

       *例会テーマ

    「本当の地方創生を考える」、「円形劇場くらよし構想について」、「円形校舎

    トリプルミュージアム構想について」、「鳥取県美術館整備基本構想検討委員会の検討状況」、意見交換会「鳥取県立美術館誘致に向けた取組について」、「明倫円形校舎活用について」、「円形校舎フィギアミュージアムを核とした倉吉市・中部地区活性化への提言」、「美術館誘致の出前説明会」、「倉吉市まち・ひと・しごと創生総合戦略について」、「鳥取中部版DMOについて」

      ・幹事会  11回

    ・要望書・提言活動

     「円形校舎フィギアミュージアムを核とした倉吉市・中部地区活性化」提言

    「県民のための鳥取県立美術館実現について」要望

     

     <西部地区>

     ・幹事会 1回、懇談会 2回、例会 8回、総務委員会 11回、総務正副委員

    長会議 11回、委員会・特別委員会 18回、視察会・研修会 5回、その他

    出席諸会議 31回

    *例会内容

     「Ⅰ鳥取大学医学部の現状と課題、そして将来 Ⅱ地域医療再編と計画と鳥大病

    院の未来」、「Ⅰ国の教育動向と県高等学校教育における取組 Ⅱ鳥取県教育委

    員会のキャリア推進教育の取組み等教育施策について」、「コンテンツによる地                             域発新力」、「流通からみた20年間の香港・中国、そしてこれから先・・・」、  「とっとり元気づくり展開の年へ」、「観光地経営の視点と観光イノベーション」、「超高齢化社会の環境認識」、「今こそ、ワーキングウーマンへ伝えたいこと」

      *視察会・研修会等

       大山ハム(株)工場視察会、CCRC視察研修会(南魚沼市ほか)、鳥取大学

    医学部附属病院院内ツアーなど

     

    4.合同懇談会の開催・参加

    ・6月10日(水) 島根・鳥取県経済同友会合同懇談会(プラス1)

              「山陰海岸ジオパーク視察と合同交流会」

        【視察先】遊覧船にて島めぐり(網代)、山陰海岸学習館、

              西脇海岸「寝ざめの佳境」、岩井窯「クラフト館」、「砂の美術館」

     ・11月20日(金)第23回岡山・鳥取県経済同友会合同懇談会(鳥取市一円)

        【懇談会】事例発表

         <岡 山>「水素の都 倉敷」の実現に向けて

                岡山経済同友会地域交流委員

                 吉田 淳一 氏(萩原工業㈱執行役員事業支援部門長)

         <鳥取県>「鳥取の地酒と松葉ガニの魅力」

                鳥取県経済同友会副代表幹事

                 小谷 寛 氏(㈲亀甲や 社長)

        【視察・懇親会】

          「かろいち」、「わったいな」、「鳥取大砂丘」、「砂の美術館」

          「鳥取大学乾燥地研究センター・アリドドーム」、「海陽亭」

     ・3月30日(水)第42回鳥取県・島根経済同友会合同懇談会(松江市)

        【プレゼンテーション】

    ①  「境港貨客船ターミナルの現況と将来像」

    ②  「空港の利用状況と取組み」

    ③  「旅行者と交通インフラ」

    ④  「高速道路・鉄道の整備計画等について」

        【パネルディスカッション】

           テーマ:「交流人口の拡大と交通インフラ整備」

               ~交流人口を増加・伸長させる地域連携や

    ソフト事業(おもてなし)の充実~

           ◎パネリスト 辻 孝和氏、松村順史氏、宮脇和秀氏

           ◎コーディネーター 竹内 直喜氏

    ・10月16日(金)第113回西日本経済同友会会員合同懇談会(奈良市)

         テーマ:「はじまりの奈良~世界に発信!和のこころ~」

        【基調講演】

         「21世紀の国際社会と奈良」北岡 伸一氏(国際大学学長)

               【パネルディスカッション】

           ◎パネリスト 北岡伸一氏、菅谷文則氏、上野誠氏、田中郁子氏

           ◎コーディネーター 田村 健吉氏

     

     

     

    5.経済同友会関係会議への参加・出席

      ・4月16日(木) 第28回全国経済同友会セミナー(金沢市)

                テーマ「戦後70年。地域活性化で日本の再生を。」

                        【基調講演】

                「21世紀:日本の再生、世界への貢献と地方の役割」

                  近藤 誠一 氏(前文化庁長官)

               【特別講演】

                           「金沢の不思議」 村松 友視 氏(作家)

      ・7月17日(金) 第2回西日本経済同友会代表者会議(京都)

                テーマ「西からの地方創生~ひとが興す地域の未来~」

                【各地域からの発言】土佐、広島、神戸、九州、京都

                【共同アピール案】の検討、採択

      ・9月14日(月) 全国経済同友会地方行財政改革推進会議(東京)

                分権改革委員会 第4回会合

                【政策説明】まち・ひと・しごと創生本部

                      事務局次長 若井 英治 氏

                【来賓講演】「地方創生の課題と展望」

                      地方創生担当大臣 石破 茂 氏

      ・11月10日(火) 2015年度全国経済同友会代表幹事円卓会議(福岡市)

               【北九州市 産業視察】㈱安川電機 ロボット村(みらい館)、旧松本家住宅(近代化産業遺産)

               【議事・報告】第28回~第33回全国セミナーの

    決算、企画案、開催地など協議

               【来賓講演】「九州観光機構の取組みと課題」

                    (一社)九州観光推進機構 会長 石原 進氏

               【報告】「各地経済同友会による地方創生の取組みについて」

                北海道、栃木、埼玉、新潟、静岡、滋賀、神戸、広島、土佐

      ・11月26日 第8回日本海沿岸地域経済同友会代表幹事サミット(福岡市)          【特別講演】

               「福岡とアジアの交流の歴史~金印物語とグリーンファ-ザー」

                講談師 神田 紅 氏

              【パネルディスカッション】

                テーマ:「アジアとともに発展する福岡・九州~東アジアとの近接性を活かした地域の発展戦略~

                ◎パネリスト 小川洋氏、髙島宗一郎氏、北橋健治氏

                ◎コーディネーター 久保田勇夫 氏

     

     

      *その他各種会議への参加、出席等

    ・(公財)鳥取県産業振興機構 会員総会・記念講演会

     ・とっとり被害者支援センター理事会・総会

     ・鳥取県留学生交流推進会議

    ・中国経済連合会 地区懇談会

    ・鳥取県産業教育振興会理事会

    ・米子空港利用促進懇話会

    ・山陰国際観光協議会

    ・中海・宍道湖・大山圏域観光連携事業推進協議会

     など

     

     *平成27年度版写真入会員名簿の作成

     

     *機関紙「経済同友」を全員に配布

     

     *その他経済同友会の関連の団体組織が主催する会議への出席参加等

     

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