11月29日(火)第43回島根・鳥取県経済同友会合同懇談会が開催されました。
11月29日(火)に第43回目となる島根・鳥取県経済同友会が米子・皆生グランドホテル天水で開催されました。
テーマは「なぜ山陰新幹線が必要なのか?」とし、京都大学大学院工学研究科 教授 藤井 聡 氏
をゲストにお迎えしご講演いただきました。
参加者は、来賓3名、島根経済同友会31名、鳥取県経済同友会46名(東部11名、中部3名、西部32名)の計80名でした。
内容は下記のとおり
1 懇談会
(1)開会(司会) 鳥取島根合同委員会 委員長 伊木 隆司
(2)開会あいさつ 鳥取県経済同友会 代表幹事 松村 順史
(3)研究発表 委員長 伊木 隆司
テーマ:山陰新幹線のこれまでの経過、実現への課題(レジメあり)
(4)講演
講師:京都大学大学院 工学研究科 教授 藤井 聡 氏
(第2次阿部内閣 内閣官房参与)
演題:「山陰新幹線の実現に向けて」
北陸新幹線の経済効果は予想をはるかに上回り、金沢はもちろんのこと、富山、福井にも大きな効果
をもたらした。観光客や工場誘致もどんどん進み、交通インフラの整備の重要性、とりわけ新幹線整備は
地方創生にとって重要なこと。
北陸新幹線の次は大分か?伯備線での新幹線も有望路線である。
北陸新幹線の延長で舞鶴ルートは現実的ではなく、伯備線を新幹線化した後で、鳥取ー米子間を整備
するほうが現実的。(伯備線の新幹線化は約7500億円程度なので、やろうと思えばできる。)
人口が集中する都市を結ぶのが新幹線(20万人以上)、人・もの・金が、ありが蜜を求めるようにや
ってくる。
といった独特な論法を披露され、視聴者は聞き入っていた。
著書には「スーパー新幹線が日本を救う」「新幹線とナショナリズム」「列島強靭化論」など多数。
(5)質疑応答
(6)代表幹事総括 島根経済同友会 代表幹事 川上 裕治
2 懇親会
(1)乾杯 鳥取県経済同友会 副代表幹事 小谷 寛
(2)懇談、講師見送り
(3)中締め 島根経済同友会 代表幹事 久保田 一朗