11月15日(火) 東部地区11月例会を開催しました。

 11月例会では鳥取県地域振興部長の岡崎隆司をゲストにお招きし、「国際化からグローカルへ」と題してご講演いただきました。
 担当は広域観光委員会(野口稔浩委員長)、参加者は30名でした。
              記
1 日時 平成28年11月15日(火) 18時~
2 場所 ホテルニューオータニ鳥取「はまなす」(会場変更)
3 ゲスト 鳥取県地域振興部長 岡崎 隆司 氏
4 テーマ 「国際化からグローカルへ」
【11月例会の様子】
(1)代表幹事あいさつ
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(2)担当委員会あいさつ(野口広域観光委員会長)
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(3)ゲスト講話(岡崎隆司氏)
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【内容】
1 鳥取県の人口動態の推移
2 鳥取県の将来推計人口
3 鳥取県の交通網の状況
  ①鉄道 ②航空(国内・国際定期便) ③道路
4 観光入込客数と交通網整備
5 公共交通の利用促進のポイント
6 鳥取発!地方創生!
  *1 東中西部で域内での人口動向に違いがあること
  *2 出生数は4年ぶりに増加、顕著なのは20代の県外転出、社会減解消へ
  *3 人口ピラミッドはほっておけば「ズンドウ型」から「ワイングラス型」になる
  *4 新幹線について
     昭和40年に新幹線の基本計画が策定されたが、山陰地方などは整備計画に
    いまだに入っていない。鳥取県では①リダンダンシー②国土の均衡ある発展の観点から
    訴えているが、B/Cの視点からみれば、いつになるのか見当もつかない。
  *5 鉄道網の高速化
     伯備線—-乗り心地の向上にため車両更新(路線としては甲路線)
     因美線、智頭線——スーパーはくと路線として定着、課題は鳥取ー智頭間の線路改良
  *6 航空・港
     9月14日から米子・香港国際定期便運航開始(人、モノ、カネが集まるのが香港)
     10月23日からLCCエアソウル就航
     国内線—-鳥取・米子とも利用状況は増加傾向
     境港の機能強化
  *7 道路
     鳥取西道路—–平成29年度全線開通か?
     高速道路ネットワーク化の整備と交流人口の増加
  *8 観光入込客数
     イベントは一過性で終わる。高速交通網の早期整備でアクセス交通ストレスをなくす。
  *9 鳥取発地方創生
     ・国際化とグローバルとは意味が異なる
     ・グローバリゼーション—–地球規模に拡大して様々な変化を起こすこと
     ・インターナショナルとグローバリゼーションは異なる
     ・地方創生は「縮む内需を生き抜くこと」
      新たな人の動きを起こす。新しいビジネス。人にやさしい、社会にやさしい。
      遠くても近い。複雑でも簡単。 これがキーワード。
      これからはグローカル(鳥取から世界へ)
      地球儀をみれば、香港・マカオ、仁川がハブになることは自明。 
      香港や北京からのインバウンド対応として、鳥取・米子ー羽田・成田間の
      料金への助成を考えている。

 

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