2014年度 全国経済同友会事務局長会議の結果
2014年度全国経済同友会事務局長会議が栃木経済同友会のお世話で、平成26年9月4日(木)~5日(金)の2日間 栃木県日光市鬼怒川温泉「鬼怒川グランドホテル」を会場として開催されました。
◎議題の中での留意点
①第28回全国経済同友会セミナー(平成27年度)については金沢経済同友会担当
日時:平成27年4月16日(木)~17日(金)
場所:北陸新幹線 金沢駅前(県立音楽堂、ANAクラウンプラザH、H日航金沢)
テーマ:戦後70年。地域活性化で日本の再生を目指す。
②第29回全国経済同友会セミナー(平成28年度)は岡山経済同友会担当
日時:平成28年4月14日~15日
場所:未定 *岡山経済同友会の70周年記念
③第30回は仙台、第31回は宇都宮、第32回は新潟ということで承認された。
④2015年度の事務局長会議は北海道経済同友会担当
日時:2015年9月10日(木)~11日(金)
場所:センチュリーロイヤルホテル(札幌市)
⑤2016年度の事務局長会議は和歌山経済同友会担当
日時:2016年9月15日~16日
場所:未定
⑥全国経済同友会地方行財政改革推進会議の今後の開催予定
【分権改革委員会】
・第1回 平成26年2月13日(木) 東京・帝国ホテル
・第2回 平成26年7月23日(水) 熊本・熊本キャッスルホテル
・第3回 平成26年12月16日(火) 徳島・ザ グランドパレスホテル
【震災復興部会】
・福島県視察 平成26年5月28日(水)~29日(木)
・宮城県視察 平成26年11月5日~6日
・東日本大震災追悼シンポジウム
平成27年3月10日(火)~11日(水) 岩手県沿岸部(陸前高田、大船渡町など)
平成27年3月11日(水) 追悼シンポジウム 盛岡:盛岡グランドホテル
◎講演会
㈱パン・アキモト 代表取締役 秋元 義彦 氏
演題:「小さなパン屋の大きな挑戦」
内容:パンの缶詰(商品名:「救缶鳥」)は災害支援物資(非常食)として開発、それが、今では
世界の飢餓対策に活用されている。それまでの苦労話がメインであった。
長期保存のきく、パンの缶詰開発のきっかけは「阪神淡路大震災」であった。多くのパンを
持っていくが、駄目になった。平成7年春に「パンの缶詰」発明。
お役に立ちたいという願いが開発の動機となった。
東日本大震災では「救缶鳥」を15,000個運ぶ。陸自の練馬駐屯地経由で陸前高田へ。
いちご、牛乳、パンを運ぶ。NGO活動も行う。本業プラス周辺への貢献、いろんな人の
支援でやってこれた。周辺(特に金融機関)の支えは「パンのアキモト」をつぶしては駄目だ
と思われたことである。その気持ちがアキモトの財産となっている。
ベトナム人を11名雇用した。ベトナムでは大卒でも月収2万円であるが、日本で3年間で
300万円稼いで帰るというのが彼らの本音である。
現地に帰って、パン屋を創業するのであれば、という条件付きで雇用。
世界中には飢餓で苦しんでいるところがある。一旦、災害時の非常食として販売している
ものを2年すぎたら買い取る契約で販売。ラベルには企業広告を載せる。
スポンサーが付いている「救缶鳥」を買い取って、今度は飢餓に苦しんでいる国へ
提供する。世界の国は、その企業が「パン」をくれたと思い、企業ブランドが向上する。
(義援先に「メッセージ」が書けるようなラベルにしている。)
仲間づくりの大切さ。気楽にSOSが出せることそして頼まれたらNOと言わない。
仲間とのNet Workを大切にしながら活動すること。
おのずと、人は助けてくれるものである。
「人が困っていることにビジネスチャンスがある」
◎その他
①震災の復興状況報告:岩手、仙台、福島 3県から報告
②IPPO IPPO NIPPONプロジェクト第7期開始
③知日派・親日派拡大PT
④JOCアスナビについて
懇親会でのパフォーマンス(栃木県出身 書道家 涼 風花氏)