オープン例会を開催(担当:西部広域まちづくり委員会)

1.日   時 平成26年2月7日(金)16:00~18:00
2.場   所 米子全日空ホテル
3.担  当 西部広域まちづくり委員会
4.出席者 全体43名
5.内   容 
①講演会
演 題:地域に根差した街づくりの手法について~積水ハウス(株)の手がけた
           福岡、佐賀などの行政と一体となった街づくりの事例紹介~
講 師:積水ハウス株式会社 設計部大阪設計室第3設計グループ 
           不動産事業推進 課 長 出島 広一 氏
           積水ハウス株式会社 設計部大阪設計室第1設計グループ 
           鉄戸建事業推進 主 任 高橋 洋介 氏
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 今回の例会では積水ハウス(株)本社より、まちづくり関係に携わっている2名の方にご講演頂きました。はじめにまちづくりの例として、出島課長より福岡県照葉(てりは)スマートタウンの例についてお話頂きました。
 その次に高橋主任からは、米子市上後藤のスタイリッシュステージ米子の例についてお話頂きました。特徴としては、ここから大山が良く見えるので、まずそこに公園を配置し、公園を中心に区画の設計に入ったところです。なお、こちらの住宅地は第1回平成の米子市景観施設賞を受賞されています。
 日本のまちづくりでの課題は、敷地主義のためにまちなみのことはあまり考えられていないことが多く、また、地域性のことを考えずに、いきなり新しい文化のまちをそこに作ってしまうケースもあり、これではその土地にもともと住んでいる方々に迷惑がかかってしまいます。これからは「量」より「質」の時代であり、当社でまちづくりを行う際には、地域の歴史や文化を継承するまちづくりを行うことと、地域資源を活かし素材を活かすということを大切にしています、ということをお話頂きました。

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